こんな朝はいや。こんな朝はごめんだわ。空虚な朝。
心も寒いし肌寒いから、前の恋人の匂いの染み付いたグレーのパーカーにパンツだけを身につけて、バルコニーで煙草をふかす。
今の恋人はすぐ会える距離にいるというのにとても遠いところにいるみたいだ。遠い。すごく、遠いよ。
わたしはきっと、鼻から恋人なんて欲しているわけではなく、
ただ寂しさを埋めて欲しい、それだけなんだろうな。
半年前に書いた自分の文章を読み返していたら、自分以上に自分を愛してくれる人をずっと探してるってわたしは言ってた。
自分の言葉だけど、過去のわたしの言うことに、とってもハッとさせられてしまったよ。哀しいかな。
今なら大ヒットしそうなベタなラブソングでも書けてしまいそうで、そんな女々しい部分がとても苛立つ。わたしは意外と女らしい自分を愛しているけどそれと同じくらい嫌いだわ。
わたしのママみたいな存在のある人は、あの人にそんな泣き顔を決して見せるなって言うけど、それを曝け出してむしろその総ても受け入れてくれる人が欲しいんだ。
そう人だと思ったけれど、もしかしたら違ったのかもしれないと急に弱気な自分がここにいるよ。
もうよくわからないよ。
でも、少しだけ寝て、そしたらチャリンコ走らせて行ってみよう。そうしよう。
朝だね。
